ヨルダンにおけるIFE14(大規模統合野外演習)への北野大使の参加

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11月15日,ヨルダン・アンマン近郊において,CTBTO主催のIFE14ハイレベル・セッション及び現地視察が開催され,北野充在ウィーン代表部特命全権大使が参加しました。

CTBTOの核実験検知システムの重要な柱となる現地査察(OSI)の完成度を確かめるためのIFE14は,CTBTOの歴史上最大の訓練で,154トンもの物資を運び入れ,約1,000平方キロの広大な範囲で行われています。

今回の演習は,ヨルダン政府が全面的に支援しており,国王の実弟であるフセイン王子の臨席の下開催されたハイレベル・セッション開会式には,ホスト国ヨルダンから外務大臣,エネルギー大臣,通信大臣等が参加しました。また,ゴッテモラー米国務次官,アンゲラ・ケイン国連軍縮担当上級代表,ゼルボCTBTO事務局長の他,約30名のウィーン駐在代表部大使等が参加しました。開会式において,ゼルボ事務局長からは,中東地域で安定を維持するヨルダンでの開催により,同地域に3カ国残る発効要件国(注:イラン,イスラエル,エジプト)の早期批准への条件が作り出されることに期待が表明されました。

その後,運用基地及び査察現場の視察が行われ,ロジスティクス面を中心にきわめて難易度の高い演習を,事務局職員及び各国から派遣された査察官がプロフェッショナルにとり進めていることが確認されました。また,我が国が無償で貸与している可搬型ガンマ線測定装置が査察の現場で貢献していることが確認されました。また,11月21日からは日本の専門家もヨルダンでの本演習に参加し,ロジスティクス部門で貢献する予定です。

本件大規模演習は,既に実際に運用され,北朝鮮の核実験の検知でも活用されているIMS,IDCと共に検証体制の柱であるOSIも完成に近づきつつあることを確認することが期待されています。また,中東地域の残りの発効要件国の批准に向けた機運を高めるものと期待されます。