令和5年 秋の外国人叙勲

令和5年11月3日
令和5年11月3日、日本政府は令和5年秋の外国人叙勲受章者を発表しました。このうち、ウィーンに所在する国際機関については、包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会暫定技術事務局(PTS)のヌルジャン・メラル・オゼル(Ms. Nurcan Meral ÖZEL)前国際監視制度(IMS)局長に対して、同氏の核軍縮・不拡散分野における日本の取組の強化・拡大及びプレゼンスの向上に寄与に鑑み、旭日中綬章が授与されることとなりました。
 
オゼル氏は、平成26年11月から令和4年11月までCTBTO準備委員会暫定技術事務局(PTS)の国際監視制度(IMS)局長を務められました。北海道大学で博士号を取得されており日本居住経験もある同氏は、日本との関係を重視し、日本とCTBTOとの協力を強化・拡大することに貢献してきました。
 
同氏は、在任期間中、我が国の招待に積極的に応じて数次にわたり日本を訪問し、CTBT発効促進のための地域会合、東京工業大学でのCTBTに関するシンポジウムやJICAグローバル地震観測研修での講演・講義等を行い、我が国が主催した核軍縮・不拡散のための取組に貢献されました。このほか、自らのイニシアチブで、日本の学会(日本地球惑星科学連合大会)でのCTBTに関するセッションを度々開催し、日本国内におけるCTBTの普及啓発に貢献されました。
 
また、CTBTOの対日重視姿勢に呼応する形で、同氏の指揮の下、国内に5地点(大分、国頭(沖縄県)、八丈島、上川朝日(北海道)、父島)ある補助地震観測施設の機能強化によって、日本国内の検証体制の強化に貢献する等、日本とCTBTOの関係は進展しました。
 
在ウィーン国際機関日本政府代表部として、今回のオゼル氏の受賞を心からお祝いいたします。
 
 
リンク:
 
日本の勲章・褒賞(内閣府ホームページ)
https://www8.cao.go.jp/shokun/index.html
 
外国人叙勲受章者名簿(外務省ホームページ)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/protocol/jokun.html