UNIDO第50会期産業開発理事会(IDB)が開催されました
令和4年11月23日

11月21日から23日にかけて、UNIDO第50会期産業開発理事会(IDB)が開催され、UNIDOの2021年の活動や財政・マネジメントの状況、アフリカ産業開発の10年(IDDA III)に係る取組、エネルギー・環境をはじめとする様々な分野の活動の方向性等につき、加盟国による活発な議論が行われました。
我が国は、引原毅大使がステートメント(英語ページへのリンク)を行い、コロナ禍や食糧危機、気候変動といったグローバルな課題が交差する中で、引き続き産業開発を推進するUNIDOの役割を評価しました。
また、本年8月に行われた第8回アフリカ開発会議(TICAD8)を契機として、UNIDO及び加盟国が、アフリカ諸国との協力を一層推進することへの期待を述べました。さらに、2023年は2030アジェンダの中間年であり、同アジェンダの実施に向け、我が国は、アグリビジネス・食料安全保障、エネルギー・気候変動対応、環境問題対応等の様々な分野でUNIDOとの緊密な協力を進めて行く決意を述べました。
行財政の課題については、加盟国による分担金の適時支払いや、成果重視型マネジメントの強化、UNIDOの活動に係るビジビリティの向上を要請しました。
