櫛田慶幸(国際データセンター局ソフトウェア・エンジニア)さんへのインタビュー

2017/2/3
CTBTOに勤務することとなった経緯や動機について
 
前職は、日本原子力研究開発機構(JAEA)にて、研究員として勤務しておりました。いわゆる大型計算機センターに所属しておりましたところ、日本政府からの拠出金で放射性核種大気輸送モデル用の計算機をCTBTOが購入することになり、その際に計算機のことがわかる人材を、ということで短期職で呼んでいただいたのがきっかけです。その後、国際データセンター局software application sectionにてソフトウェア・エンジニアとして採用していただき現在に至ります。
 
CTBTOでの仕事内容について
 
短期職で採用していただいた当初は、放射性核種のデータと波動観測のデータをリンクさせるdata fusion技術の開発を行っていました。現在は、主に波動データ分析のソフト改良が主な業務です。もともとの専門であるコンピューターシミュレーションを使った仕事も、徐々にやらせていただけるようになりました。
 
CTBTOでの仕事の魅力ややりがいについて
 
コンピュータープログラマーとしては日本に居たときと大きな違いはないのですが、“つかえる”ことを周囲に示せれば素直に評価してもらいやすい気がしています。研究者としては、違う分野出身の人(例えば日本ではあまり盛んではない大気微気圧振動に関する研究者)と話すチャンスができ、良い刺激になっています。
 
CTBTOでの仕事を通して挑戦・経験したいこと
 
任期中に日本に持って帰る事のできる研究の種を見つけることができたら、と思っています。CTBTOが達成しようとしていることに共感できるので、任期が終わったらそれまでということではなく、何らかの形で長く関係を持てるようにしたいと思っています。
 
ウィーンでの生活の印象について
 
外国に長期間滞在するのは初めての経験ですが、ウィーンで良かったと思います。外国に住むことなど考えもしないような人間でしたが、特に大きな苦労はなく生活できています。