前田葉(行財政局調達課JPO)さんへのインタビュー
平成29年2月1日

いつか国際機関で働いてみたいと思っていたものの、開発、平和構築などのバックグラウンドもなく諦めかけていたところ、調達でのJunior Professional Officer(JPO)の募集があり、調達であれば自身の今までの経験を活かせると思い、受験しました。
CTBTOでの仕事内容及びCTBTOでの仕事の魅力ややりがいについて
調達課ではCTBTOが国際監視制度(IMS)の構築等の活動を行ううえで必要となる物、サービスの調達を行っています。着任後、パソコン、保険などの調達を担当しましたが、中でもIMSの各監視観測所で必要となる機器や修理の調達に携わった際には、CTBTOの活動に欠かせない物を調達し、IMSの整備に微力ながら貢献しているというやりがいを感じます。
国際機関と民間企業での勤務の相違点について
前職は民間企業で調達を担当していました。調達の基本の流れは同じですが、国際機関では民間企業以上にルールの遵守と公平性を重んじていると感じ、日々の業務の中でも公平であることを心がけるようにしています。
今後2年間の目標や経験・挑戦してみたいこと
調達する対象によって、取引先、業界の慣例などが異なります。前職では調達する対象が限られていましたが、CTBTOの調達課では活動を行ううえで必要となるあらゆる物やサービスの調達を行なっているため、様々な調達を幅広く経験するとともに、調達の研修受講や資格取得にも挑戦したいと考えています。そして民間企業、CTBTOでのJPOとしての経験を活かし、国際機関での正規職員ポストの取得を目指したいと思います。
ウィーンでの生活の印象について
長期間海外で生活するのは初めてですが、ウィーンは大変暮らしやすい都市です。ドイツ語に苦労することもありますが、観光名所を訪れたり、音楽や芸術鑑賞、カフェ巡りなどを楽しんでいます。