UNIDO第45工業開発理事会(IDB)が開催されました。

平成29年6月27日
6月27日から29日にかけて,国連工業開発機関(UNIDO)の第45会期工業開発理事会(IDB)が開催され,2016年の活動報告が行われると共に,5月に開催された計画予算委員会(PBC)で合意された勧告に従い,次期2か年計画・予算案(2018-19年)が承認され,本年11月に開催されるUNIDO総会に勧告されたほか,UNIDOの今後4か年の活動方針である2018-2021年中期プログラム枠組み等が議題とされ,加盟国によって活発に議論されました。
 
また,本年11月の総会においては次期事務局長の指名が行われますが,IDBは,現職の李勇事務局長を候補者として総会に推薦することを決定しました。
 
これを受けて,我が国は,北野大使がステートメント[情報通信課1] を行い,李勇事務局長に祝意を述べると共に,同事務局長の第一期目の実績として,2030アジェンダの持続可能な開発目標(SDG)においてUNIDOが重要な役割を与えられたこと等,国際社会のUNIDOへの期待が高まっていることを指摘しました。また,我が国とUNIDOとの協力関係が強化されたことにも言及し,その例として,我が国拠出によるアフリカにおける地熱発電事業や,中近東,アフリカで実施されている人道的危機に直面する社会を支援する事業を紹介しました。また,事務局長の第二期目への期待と支持を表明しつつ,取り組むべき課題として,健全な予算の策定及び実施,技術協力を中心とした政策・戦略の策定等を挙げました。
 
加盟国の3日間にわたる討議の結果,IDBは,すべての議事を了し,決定を採択して閉会しました。
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 [情報通信課1]
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