UNIDO第18会期総会が開催されました。

令和元年11月7日

113日から7日にかけて,アラブ首長国連邦のアブダビにおいて,UNIDO18会期総会が開催され,UNIDO2018年の活動やマネジメントの状況・課題等に係る報告が行われるとともに,次期2か年(2020-2021年)の計画・予算のほか,エネルギー・環境,ジェンダーをはじめとする様々な分野におけるUNIDOの活動に関する決定が行われました。また,加盟国は,アブダビ宣言を採択し,民間セクターとの連携強化やIndustry 4.0の新技術の活用を通じ,持続可能で包摂的な産業開発(ISID)と2030アジェンダの実現のため努力を加速していく方針を示しました。



 

我が国は,柳淳在ウィーン代表部公使がステートメントを行い,李事務局長のリーダーシップの下でのUNIDOの発展を評価するとともに,本年,日本で開催されたG20や第7回アフリカ開発会議(TICAD7)を契機として,日本とUNIDOの協力が強化されたことを紹介しました。また,アフリカにおける海洋プラスチック対策に係る新たなプロジェクトを含め,本年,日本からUNIDOに対し,総額1,500万ドルを上回る任意拠出が行われたこと等を紹介しました。
 

議場では,UNIDOが重視するエネルギー,循環型経済や若者の雇用促進等のテーマでサイドイベントが開催され,また,バーチャル展示ブースが設けられ,我が国の拠出によるプロジェクトも多く紹介されていました。