UNIDOを通じたガーナに対する無償資金協力「持続可能なアグリビジネスの強化を通じたカイゼン・イニシアティブ拡大計画(UNIDO連携)」の実施

令和4年7月18日
日本政府は、国際連合工業開発機関(UNIDO)と連携し、ガーナ共和国において、アグリビジネス強化支援事業を実施します。これは、ガーナに対するUNIDOを通じた無償資金協力として実施するものです。


 

 
7月18日、ガーナ共和国アクラにて、望月寿信駐ガーナ大使と、ファクルディン・アジジUNIDOガーナ事務所代表(Mr. Fakhruddin Azizi、UNIDO Representative Country Office in Ghana)の間で、無償資金協力「持続可能なアグリビジネスの強化を通じたカイゼン・イニシアティブ拡大計画(UNIDO連携)」(5.42億円)の実施のための書簡の署名・交換が行われました。
 
本件事業は、アグリビジネス分野でのカイゼンの拡大のための機材供与やトレーニングを行うことにより、中小企業振興を図り、同国の産業基盤強化を通じた持続的かつ安定的な経済成長の促進につなげるものです。
 
我が国は、2019年の第7回アフリカ開発会議TICAD7において、カイゼン・イニシアティブ等を通じた、産業多角化と雇用創出を支える人材の育成を目指すとの目標を表明しており、本件事業はこの目標達成に寄与するものです。
 
我が国とUNIDOは、開発協力を通じたSDGsの推進で緊密に協力しています。UNIDOが持つ技術と知見で、本件事業を着実に実施していくことを期待します。

     
※写真:UNIDO提供
 
【関連リンク】
 
外務省プレスリリース : 「ガーナ共和国に対するアグリビジネス強化のための無償資金協力(UNIDO連携)に関する書簡の交換」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_000980.htm