UNIDO第47会期産業開発理事会(IDB)が開催されました

令和元年7月3日
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7月1日から3日にかけて,UNIDO第47会期産業開発理事会(IDB)が開催され,UNIDOの2018年の活動やマネジメントの状況・課題等に係る報告が行われるとともに,次期2か年(2020-2021年)の計画・予算案のほか,「第3次アフリカ産業開発のための10年(IDDA3)」に係るUNIDOの取組,エネルギー・環境,ジェンダーをはじめとする様々な分野の活動の方向性等につき,加盟国による熱心な議論が行われました。
我が国は,北野充大使がステートメントを行い,UNIDOの行財政マネジメントの課題への対応の重要性を強調するとともに,G20におけるUNIDOのアフリカ産業開発及び循環経済分野での貢献や,同じくG20で発表されたUNIDOの海洋プラスチックごみ対策プロジェクトへの約2.2百万米ドルの新たな拠出を紹介しました。併せて,7月4日にウィーン国際センターで開催される我が国,UNIDO及びAUC共催の「プレTICAD7イベント」に言及しつつ,8月の横浜でのTICAD7はじめ,今後の更なる日UNIDO関係の発展への期待を述べました。
 
3日間に及ぶ加盟国間の議論を経て,多くの決定が採択されましたが,予算及び関係する議題については,本年11月の第18会期UNIDO総会に向けて,引き続き討議が継続されることとなりました。