北野大使のUNIDO低炭素技術実証事業(経済産業省拠出)口上書署名・交換式への出席

平成26年11月3日
11月3日、北野大使がUNIDOの低炭素技術実証事業(経済産業省拠出)の口上書署名・交換式に出席し、李勇UNIDO事務局長との間で同事業に関する意見交換を行い、口上書への署名・交換を行いました。

席上、北野大使からは「この低炭素技術実証事業は、我が国の重視する環境・アフリカ地域開発に焦点を当てた優良な事業であり、MDGsやUNIDOの掲げる包摂的・持続可能な産業開発(ISID)に貢献するもの。本件事業が我が国とUNIDOの協力関係のランドマークとなることを期待している。」旨、李事務局長に伝えました。

李事務局長からは「今回の追加拠出に大いに感謝している。この事業は、貧困削減や雇用創出、気候変動等の課題に取り組むものであり、非常に重要である。事業の質を確保しつつ、着実・迅速に実施していきたい。」との発言がありました。

(参考:事業概要) 経済産業省拠出のUNIDO低炭素技術実証事業(事業期間は2013年~2016年)は、 日本企業の持つ低炭素技術の途上国における普及・促進等を目的として実施しているものです。現在はケニア及びエチオピアでの事業実施に向けた準備を進めて います(平成25年度拠出額:5.5億円、平成26年度拠出額:3億円)。