インターンシップ募集開始

令和5年9月11日

在ウィーン国際機関日本政府代表部 インターンシップ概要

 当代表部では、国際的業務に従事することを希望する学生に対し、実践的な就業経験を提供することにより、外務省の活動実態及び日本外交についての理解を深めていただき、もって外交及び国際関係業務に携わる人材の裾野を拡大することを目的として、インターンシップを実施しております。積極的なご応募をお待ちしております。
  • 対象者:本邦の大学あるいはEU圏内の大学に在籍する大学院生または大学学部生
  • 場所:在ウィーン国際機関日本政府代表部(Andromeda Tower, Donau-City-Strasse 6, A-1220 Vienna, Austria)
  • 期間:2023年11月以降、原則1ヶ月~3ヶ月程度。
  • 時間:午前9時から午後5時45分まで
  • その他の必要条件:1)日本国籍を有すること、2)インターンの実施が単位取得等学業に関連したものであること(大学教授等からの推薦状)、3)オーストリアにおいて合法的に滞在するビザを有していること
  • 業務内容:各種調査(原子力、国際関係、宇宙、薬物、犯罪等、専門性に応じた調査)、国際機関邦人職員や関係者との意見交換等
  • 待遇:インターン実施に要する経費(交通費、食費、宿泊費等)及び業務の対価にあたるものは一切支給されませんので、御了承ください。


1.国際機関就職を考える契機に

 オーストリア・ウィーンは、ニューヨーク、ジュネーブに次ぐ第三の国連都市です。
 ウィーンには、IAEA(国際原子力機関)、UNIDO(国際連合工業開発機関)、UNODC(国連薬物犯罪事務所)、UNOV(国際連合ウィーン事務所(国際連合宇宙局、国際連合国際商取引法委員会等))、CTBTO(包括的核実験禁止条約機関)などの国際機関が所在しています。当代表部は、日本政府を代表してこれらの国際機関等と連携しつつグローバルな課題に取り組み、日本及び世界の平和・安全と繁栄の確保に寄与するために日々尽力しています。こうした取組を直接体験することで、また、国際機関職員邦人職員や関係者との意見交換等を通じて、国際機関への就職を具体的にイメージして頂く契機となることを期待しています。

2.国連都市ウィーンの魅力

 ウィーンは、ウィーン・インターナショナル・センターを中心に国連都市として、国際色豊かな雰囲気に包まれています。多くの国際的ランキングにおいて「住みやすい都市」の常に上位にランクインし、文化・芸術の街として知られるほか、治安も比較的良好な街と評価されています。各国際機関においては国籍や性別を問わず様々なバックグラウンドの人々が働いており、子育てをしながら働いている方も多くいらっしゃいます。文化・芸術資源に恵まれたウィーンの街の魅力を体感し、また、国際機関職員邦人職員や関係者との意見交換等を通じて主体的に学びとっていく中で、様々な価値観に触れられることを期待しています。

3.外務省・在外公館で働くとは

 「大使館」「日本政府代表部」など、日常生活の中では接点が少ない在外公館で働くことをイメージすることは、なかなか難しいことではないでしょうか。実際に当代表部で働いてみることによって、在外公館の活動実態に興味を深める契機となることを期待しています。

ご応募:随時

 現在は募集を締め切っております。