北野大使がUNIDOへの日本拠出事業の口上書署名・交換式に出席しました。
平成28年11月22日
11月22日,北野大使がUNIDOの地熱発電事業・低炭素技術実証事業(経済産業省拠出)への計16億円拠出に係る口上書署名・交換式に出席し,李勇UNIDO事務局長との間で口上書の署名・交換を行いました。
席上,李事務局長は,(1)日本の低炭素技術実証事業はUNIDOのフラッグシップ事業であり,日本企業のイニシャチブによる技術移転促進を実現する事業として多くの加盟国から重要視されている,(2)地熱発電事業についても,アフリカにおける再生可能エネルギー及びクリーンエネルギー導入に大いに貢献するものと確信している旨述べるとともに,着実に事業を実施していく旨述べました。
これに対し,北野大使から,今般計16億円を拠出する2事業について,(1)UNIDOが有する途上国への技術移転を促進するプラットフォーム機能(Targeted Partnership)を活用した日UNIDO連携の新たな好例,(2)環境・再生可能エネルギーという国際的課題に,両事業を通して日UNIDOが協力・連携して取り組めることは有意義,(3)安倍総理がTICADVIで表明したアフリカ開発に関する様々な取組の一つである地熱発電の推進に資するものである旨述べるとともに,このような協力案件を積み重ね日UNIDO連携を進めていきたい旨,李事務局長に伝えました。
【参考1:地熱発電事業の概要】
経済産業省拠出のUNIDO地熱発電事業(事業期間は2017年~2019年)は,日本の技術を活用した地熱発電設備と管理・運営ノウハウの提供を通じて,アフリカ諸国が有する再生可能エネルギーを活用し更なる電力需要に対応することを目的としています。
(拠出額)平成28年度:15億円
【参考2:低炭素技術実証事業の概要】
経済産業省拠出のUNIDO低炭素技術実証事業(事業期間は2013年~2019年)は,日本企業が持つ低炭素技術の途上国における普及・促進等を目的として実施しているものです。これまでにケニア及びエチオピアで事業を実施しています。
(拠出額)平成25年度:5.5億円,平成26年度:3億円,平成27年度:3億円,
平成28年度:1億円)。
これに対し,北野大使から,今般計16億円を拠出する2事業について,(1)UNIDOが有する途上国への技術移転を促進するプラットフォーム機能(Targeted Partnership)を活用した日UNIDO連携の新たな好例,(2)環境・再生可能エネルギーという国際的課題に,両事業を通して日UNIDOが協力・連携して取り組めることは有意義,(3)安倍総理がTICADVIで表明したアフリカ開発に関する様々な取組の一つである地熱発電の推進に資するものである旨述べるとともに,このような協力案件を積み重ね日UNIDO連携を進めていきたい旨,李事務局長に伝えました。
【参考1:地熱発電事業の概要】
経済産業省拠出のUNIDO地熱発電事業(事業期間は2017年~2019年)は,日本の技術を活用した地熱発電設備と管理・運営ノウハウの提供を通じて,アフリカ諸国が有する再生可能エネルギーを活用し更なる電力需要に対応することを目的としています。
(拠出額)平成28年度:15億円
【参考2:低炭素技術実証事業の概要】
経済産業省拠出のUNIDO低炭素技術実証事業(事業期間は2013年~2019年)は,日本企業が持つ低炭素技術の途上国における普及・促進等を目的として実施しているものです。これまでにケニア及びエチオピアで事業を実施しています。
(拠出額)平成25年度:5.5億円,平成26年度:3億円,平成27年度:3億円,
平成28年度:1億円)。