「ダメ。ゼッタイ。」国連支援募金運動寄付金の贈呈について

平成28年3月7日
3月4日,北野充在ウィーン日本政府国際機関代表部大使は,ウィーン国連センター内の麻薬・犯罪事務所(UNODC)において,フェドートフ同事務局長へ(公財)麻薬・覚せい剤乱用防止センター(DAPC)の「ダメ。ゼッタイ。」国連支援募金運動寄付金1780万円の目録を贈呈しました。

当該寄付金は、日本国内で実施された街頭募金活動、職域募金活動、篤志家募金活動などにより寄せられた浄財の一部を、UNODCを通じ、開発途上国の民間団体(NGO)などが行う薬物乱用防止活動等の支援に充てるものです。

北野大使からは,「薬物乱用防止は市民社会の活動が期待される分野であるところ,今年4月に開催される予定の国連麻薬特別総会においても,市民社会の参加や,青少年を対象とした薬物乱用予防の重要性について強調されることが予想される。寄付金の効果的・効率的な使用をお願いしたい。」などと述べました。

フェドートフ事務局長は,「DAPCによる薬物乱用防止支援のための寄付金に感謝します。同センターからいただいた寄付金は,これまでも様々な地域において,薬物乱用防止に従事するNGOのプロジェクトに使用されています。これはドナー国とNGOと国際機関の間の協力の良い一例です。」などと述べました。