平成27年度無償資金協力によるUNODC経由の支援(中央アジア:2.9億円)
平成28年3月14日
日本政府は,ウズベキスタン,カザフスタン,キルギス及びタジキスタンに対し,UNODC経由で供与額2.96億円の無償資金協力を行うことを決定しました。
3月10日,キルギスタンにおいて,原田和哉在キルギス臨時代理大使とアシータ・ミッタルUNODC中央アジア地域事務所地域代表との間で,供与額2.96億円の無償資金協力「中央アジアにおける薬物・犯罪に対する国境連絡事務所設置及び越境協力強化計画」に関する書簡の交換が行われました。
この協力は,UNODCを通じて,国境管理体制が脆弱な中央アジア諸国において,国境連絡事務所の新設や治安機関職員の能力強化等を実施することにより,中央アジア地域の国境管理及び麻薬対策の強化を図り,同地域全体の安定に寄与するものです。
なお,2015年10月,安倍晋三内閣総理大臣が中央アジア5か国を訪問した際に,日本と中央アジア諸国が国境管理・麻薬対策の分野で協力していくことが重要であるとの認識で一致しました。今回の協力はそのフォローアップの一環として行われるものです。
詳細については,以下のリンクをご覧ください。
外務省
在キルギス日本大使館
UNODC(英語)