UNIDOを通じたフィジーに対する無償資金協力「プラスチック・バリューチェーンにおける循環型経済及び資源効率性推進計画(UNIDO連携)」の実施
令和7年2月18日


日本政府は、国際連合工業開発機関(UNIDO)と連携し、フィジーにおいて、プラスチック・バリューチェーン整備を通じた資源利用の効率化を図る事業を実施します。これは、フィジー対するUNIDOを通じた無償資金協力として実施するものです。
2月18日、フィジー共和国の首都スバにおいて、道井緑一郎駐フィジー共和国日本国特命全権大使と村上秀樹国際連合工業開発機関(UNIDO)東京投資・技術移転促進事務次長(Deputy Head, United Nations Industrial Development Organization, Investment and Technology Promotion Office, Tokyo)との間で、供与額5.79億円の無償資金協力に関する書簡の署名・交換が行われました。
本件事業は、フィジー政府及び民間セクターに対し、民間部門におけるプラスチック環境流出の削減や資源効率化促進のための環境保護政策・廃棄物規制枠組み強化を行うとともに、日本の優れた技術・機材を導入することにより、フィジーのプラスチック・バリューチェーン整備を通じた資源利用の効率化に寄与するものです。
我が国とUNIDOは、開発協力を通じたSDGsの推進で緊密に協力しています。UNIDOが持つ技術と知見で、本件事業を着実に実施していくことを期待します。