UNIDOを通じた我が国支援に係るキックオフセレモニーの開催

2020/3/12

日本政府は,緊急人道支援としてイラン及びイラクの2か国において国連工業開発機関(UNIDO)が実施する計2件のプロジェクトに総額約640千米ドル,及び気候変動対策支援として,UNIDOが国連環境計画(UNEP)と共同でホストする気候技術センター・ネットワーク(CTCN)に総額2.5百万米ドルの拠出を行うことを決定しました。


 

12日,ウィーン国際センターにおいて,上記の新事業に加え,昨夏拠出を決定した南アフリカ,ウガンダ及びパキスタンにおける無償資金協力(UNIDO連携)3事業(総額9.6百万米ドル)に係るキックオフ・セレモニーを開催しました。

本イベントには,引原毅在ウィーン国際機関日本政府代表部大使,李勇UNIDO事務局長のほか,裨益各国の政府代表部大使や本件事業を担当するUNIDO職員らが出席しました。


    

 

引原大使は,これらの事業は,UNIDOの持つ強みを活かし,包摂的且つ持続可能な産業開発(ISID)実現に向け多様な観点からアプローチするものと紹介しました。また,現場で目に見える成果を生み出すUNIDOの取組への信頼と謝意を述べるとともに,2030アジェンダに向けた「行動の十年(Decade of Action)」のスタートとなる本年,SDGs達成に向けUNIDO及び裨益国との連携を一層強化していきたい旨表明しました。

 

李事務局長は,我が国の新たな拠出への謝意を表明し,今般の多様な分野における拠出事業を通じて,UNIDOと我が国の長きに亘る協力関係は更に発展したことは喜ばしい,包摂的且つ持続可能な産業開発(ISID)の実現に大きく貢献することを期待する旨述べました。

 

続いて,各事業の実施を担当するUNIDOスタッフから,事業の目的や期待される成果等に関するプレゼンが行われ,各裨益国大使らからも,今次拠出事業の成功への期待とともに,我が国支援への謝意が述べられました。



 

【リンク】

 

UNIDOプレスリリース “Japan and UNIDO partner to deliver #GlobalGoals”

 URL: https://www.unido.org/news/japan-and-unido-partner-deliver-globalgoals

 

 

【参考1】令和元年度補正予算拠出により行われるUNIDO事業

 

●イラン (0.18百万ドル)

 「水産業の回復と強化を通じたチャーバハール及び洪水被災地の経済回復力の強化」

 

●イラク (0.45百万ドル)

 「イラク・ニナワ県における社会安定化の促進及び経済回復の加速化」

 

【参考2】令和元年度無償資金協力(UNIDO連携)により実施されているUNIDO事業

 

●パキスタン (56千万円)

「パキスタンにおける農業食品及び農業関連産業開発支援計画」

 

●南アフリカ (22百万円)

 「通常プラスチックから環境的に持続可能な代替素材への移行支援計画」

 

●ウガンダ (262百万円)
「建設設備操業訓練施設整備計画」

 

上記各事業の概要はUNIDOUNIDO-Japan Cooperation to deliver #GlobalGoals”特設ページでもご覧頂けます。

https://www.unido.org/unido-japan-cooperation-deliver-globalgoals