大下隼専門調査員がIAEA技術支援協力委員会のラポルトゥールを務めました

令和5年12月19日
 2023年11月20日・21日に開催されたIAEA技術支援協力委員会(TACC)にて、当代表部大下隼専門調査員がラポルトゥールを務めました。
 ラポルトゥールの任務は、TACC・IAEA理事会で採択するTACC報告書案を作成するために、IAEA事務局と協力しながら報告書案をドラフトし、自身が主催するラポルトゥール・セッション(非公式協議)で文言調整を行い、コンセンサスを得ることです。

【IAEA事務局事務局長室政策決定機関部のメンバー】
 
 大下専門調査員は主要ドナー国やG77諸国などの幅広い国々から事前に見解を聴取しつつ、対立が生じた事項については公正・公平な調整者として尽力し、その結果450件を超える2024年ー2025年に実施予定の新規技術協力プロジェクトの承認を含む報告書案にコンセンサスを得ることができました。

【大下専門調査員に対する拍手の場面】
 
 TACC本会議やIAEA理事会ではIAEA理事会議長やIAEA理事国から日本政府及び大下専門調査員の外交的貢献に対する感謝が述べられ、IAEAにおける日本のプレゼンスを高めることにつながりました。