UNIDOを通じたパキスタンに対する無償資金協力「農業食品及び農業関連産業開発支援計画（約5.6億円）」の実施

日本政府は，UNIDOと連携し，パキスタンにおいて，約5.6億円（約5百万米ドル）の農産品のバリューチェーン構築支援事業を実施することを決定しました。これはパキスタンに対する無償資金協力として実施するものであり，UNIDOは，我が国の国際協力機構（JICA）と緊密に協力します。
 
8月5日，イスラマバードにて，松田邦紀駐パキスタン大使とナディア・アフタブUNIDOパキスタン事務所代表との間で，無償資金協力「農業食品及び農業関連産業開発支援計画（UNIDO連携）」（5.6億円）に関する書簡の署名・交換が行われました。

本件事業は，ハイバル・パフトゥンハー州及びバロチスタン州の対象地域において，農産品の栽培・加工技術の普及支援及び加工・梱包・保存に必要な設備・資材の導入並びに販路開拓のための技術支援を行うものであり，農産品のバリューチェーン整備を通じ，農業及び関連産業従事者の生計向上を図るものです。
 

【関連】

外務省プレスリリース
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_007676.html

UNIDOプレスリリース
https://www.unido.org/news/japan-and-unido-support-agro-industry-development-pakistan