北野充大使がIAEAサーバースドルフ原子力応用研究所改修プロジェクトの着工式に出席しました。

平成26年9月29日
Photo: D. Calma/IAEA
9月29日,当代表部北野充特命全権大使が,IAEAサイバースドルフ原子力応用研究所にて着工式に出席しました。着工式は,サイバースドルフ研究所の改修(ReNuAL)プロジェクトにおいて重要な節目となりました。

ReNuALプロジェクトは,研究開発や訓練,分析サービスの提供を通じて,食糧安全やがん,気候変動,環境モニタリング,緊急時対応などのグローバルな課題への取組において主導的な役割を果たしてきたサイバースドルフ研究所の近代化を目的としたものです。

日本は,サイバースドルフ研究所が原子力技術の平和利用の促進において重要な役割を果たしてきたと認識し,同研究所の近代化は全ての加盟国を利するものと考え,重視しています。日本政府は,50万ユーロの資金拠出を含め,本プロジェクトの立ち上げより支援してきています。