北野大使が「福島第一原子力発電所の廃炉に係るIAEAレビューミッション(調査団)」受入れに関する取決めに署名しました

平成27年1月13日
1.1月13日、北野大使が、「福島第一原子力発電所の廃炉に係るIAEAレビューミッション(調査団)」受入れに関する取決めの署名式に出席し、ビチコフIAEA事務次長との間で同取決めについて署名を行いました。



2.本ミッションは、我が国からの要請に基づいてIAEAが調査団を派遣し、福島第一原子力発電所の廃炉に向けた取組や、直面している課題等について、評価及び助言を受けるものです。これまでに2回の評価及び助言を受けており、今回で3回目の派遣となります。同ミッションは、2月9日から17日に日本に派遣される予定です。


3.北野大使からは、「福島第一原子力発電所の廃炉を適切に進めていくためには、IAEAと緊密に協力していくことが非常に重要。IAEAの専門的な知見から是非助言をいただきたい」旨、発言しました。



(参考)廃炉レビューミッションについて 東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4 号機では、平成25年6月に改訂された「東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4 号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」に基づき、廃炉に向けた取組が進められています。この廃炉に向けた取組や、直面している課題等については、我が国からの要請に基づいてIAEAがレビューミッション(調査団)を派遣し、これまでに2回(第1回:平成25年4月、第2回:平成25年11月)の評価及び助言を受けているところです。 今回の第3回ミッションにおいては、調査団は東京にて資源エネルギー庁、東京電力等の関係者との会合を行うとともに、福島第一原子力発電所の現地調査を行い、最終日にはレビュー結果の概要が公表される予定です。