原子力安全ワークショップの開催について
平成28年7月4日
7月4日、当代表部とウィーン軍縮不拡散センター(VCDNP)との共催で、原子力安全に係るワークショップ「Workshop on Nuclear Safety: Current Status and Future Challenges」を開催致しました。同ワークショップは、原子力安全分野において、これまで実施されてきた取組について認識や経験を共有し、原子力安全の強化に向けて今後の重点課題について議論を行うことを目的として開催されました。
チェルノブイリ原発事故から30年が経過し、福島第一原発事故から5年という節目を迎える中、IAEA福島報告書の公表、IAEA安全行動計画の終了、原子力安全条約に関するウィーン宣言の採択及び原子力損害の補完的な補償に関する条約(CSC)の発効など、原子力安全の強化に向けた一連の取組に対し着実な成果が得られてきていることから、本ワークショップでは、これらの成果から得られる教訓にも焦点を当てました。
北野大使は、ワークショップ冒頭の基調講演において、原子力技術の重要性に鑑み、原子力安全の重要性を再認識しつつ、原子力安全へのコミットメントを新たにし、よりよい原子力安全に向けた次のステップに関する共通ビジョンを持つ必要性について述べました(北野大使基調講演)。
本ワークショップでは4つのセッションを設け、当地外交団や国際原子力機関(IAEA)及び原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)の関係者から、原子力安全に係るこれまでの経緯、原子力施設の安全強化に向けたこれまでの取組及び今後の課題、放射線・廃棄物・輸送安全の強化に向けた取組、これらに共通した事項(緊急時対応、人材育成、パブリックコミュニケーション)について説明が行われ、傍聴者との間で積極的な議論が行われました。
プログラム
チェルノブイリ原発事故から30年が経過し、福島第一原発事故から5年という節目を迎える中、IAEA福島報告書の公表、IAEA安全行動計画の終了、原子力安全条約に関するウィーン宣言の採択及び原子力損害の補完的な補償に関する条約(CSC)の発効など、原子力安全の強化に向けた一連の取組に対し着実な成果が得られてきていることから、本ワークショップでは、これらの成果から得られる教訓にも焦点を当てました。
北野大使は、ワークショップ冒頭の基調講演において、原子力技術の重要性に鑑み、原子力安全の重要性を再認識しつつ、原子力安全へのコミットメントを新たにし、よりよい原子力安全に向けた次のステップに関する共通ビジョンを持つ必要性について述べました(北野大使基調講演)。
本ワークショップでは4つのセッションを設け、当地外交団や国際原子力機関(IAEA)及び原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)の関係者から、原子力安全に係るこれまでの経緯、原子力施設の安全強化に向けたこれまでの取組及び今後の課題、放射線・廃棄物・輸送安全の強化に向けた取組、これらに共通した事項(緊急時対応、人材育成、パブリックコミュニケーション)について説明が行われ、傍聴者との間で積極的な議論が行われました。
プログラム






